学生でも陸マイラー

学生から社会人へとなった(自称消極派)陸マイラー。これまでに150,000マイル以上貯めて、ビジネスクラス(海外)も体験!

飛行機で坐骨が痛くならないためにやっていることを公開します

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 長距離の国際線に乗る時、ずっと座っていると坐骨が痛くなることはありませんか?坐骨が一度痛くなってしまうと、一度立ち上がっても座るとまた坐骨が痛くなる...長距離路線では本当に苦痛です。今回はマイルとは関係ありませんが、坐骨が痛くならないように私がやっていることを紹介します。

坐骨が痛くなりやすい人・やってはいけない対策

 私の場合、長時間座って作業などしていると、お尻の骨、いわゆる坐骨が痛くなります。少しクッションがあるような椅子に座っていると、椅子に坐骨の跡がつくような感じです。この痛み、立ち上がると一瞬和らぐような気がしますが、また座ると戻ってくる厄介なものです。他にも同じような経験の方はいらっしゃるのではないでしょうか。

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 お尻の骨が痛いのが正しい座り方(!?)というホームページによると

スマートな方が、硬(かた)いイスというか、クッションの効いていないイスに座るとお尻の下で2ヶ所のところに痛みを感じるはず

とあります。「スマート」かどうかはわかりませんが、私自身痩せ型なので該当しますね。しかし、この坐骨が痛くなる座り方そのものは、正しい座り方として紹介されています。坐骨が痛くならないように、より後ろの方に体重がかかるように座ると、腰痛の原因になってしまうそうです。

 では、長時間座る必要のある飛行機の中ではどのような対策が考えられるでしょうか。私が行っていることを紹介します。

 

対処法

意識してトイレに行く

 ずっと座っていると坐骨に痛みが残ってしまうので、最も簡単な対策としては頻繁に立ち上がることが挙げられます。飛行機の中で立ち上がる機会といえばトイレにいく時!ということで、トイレに積極的に行くようにしましょう。立ち上がる回数を増やせばエコノミークラス症候群の対策にもなります。以前通っていたカイロプラクティックの先生は「1時間に1回くらい立ち上がるようにしてもいい」と話していました。

 しかし、そんな頻繁にトイレにいくのもなんだかなという人もいると思います(10時間のフライトで10回も立ち上がる事になります)。また、寝ている時は立ち上がることができません。というか、痛すぎて寝ることができないこともあります。そのようなときはどうすればいいでしょうか。

クッションを使う

 寝ている時にもできる坐骨痛対策として私が行っているのは折りたたみ式のクッションを使うことです。折りたたみ式クッションは楽天などで「ヒップクッション」と検索すれば出てきます。値段は1,000円程度で手軽ですね。空位を抜いて折りたためば非常に小さくなるのでかばんの中にもすっきり入ります。もちろん購入の際はハピタスやちょびリッチなどのポイントサイトを使用します。

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 話が少しそれましたが、このクッションを使うことで比較的坐骨痛が楽になります。使い方は単純で、空気を吹き込むだけです。注意点としては十分に上空になってから空気を入れることです。地上で空気を入れてしまうと、気圧差の関係でクッションがパンパンになってしまいます。

 

 空気を入れるタイプの他に、ジェルが入ったタイプもあるようです。こちらは少しお高め(9,180円)ですが、空気タイプよりも坐骨痛に効果がありそうですね。お金に余裕のある方はどうぞ。

www.nikkeibp.co.jp

スペースを取れる席を選ぶ

 最近になって気づいた最も大事なことは座席選びです。飛行機にのるとき、特にあまり乗ったことのない人はついつい窓際の席を選んでしまいがちですが、正直外の景色なんか見ませんよね(笑)窓際になると、トイレにも行きにくくなります。

 私がおすすめするのは中央の通路側の席です。この席の利点としては

  1. 通路側なのでトイレに行きやすい。
  2. 隣の人がいない時に広々と使える。

ということです。2に関してはその便の状況にもよるので断言することは難しいのですが、そこそこの確率で隣に人がいないことがあります。隣がいなければ、肘掛けを上げて2席分使えるので、上手く行けば横になって寝ることもできます。横になれれば坐骨に負担がかからないので、痛くもなりません。寝れない場合であっても、隣に人がいる場合よりも自由な体勢になりやすいので、やはり楽です。

 前方のスペースが大きい場所では肘掛けが上がらない場合もあるので注意が必要です。ただし、前方スペースが大きいので足を伸ばせてそこそこ楽です。どちらがよいかは好みの問題かと思います。

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出典:SeatGuru

 実はこの方法、以前飛行機でお会いした旅行好きのイタリア人のおじさんから学びました。座席選び一つで到着後の快適さが全然違います。是非参考にしてみてください。

いっそのことビジネスクラスに乗ってしまう

 ここまでに書いてきた対策をしなくても、ビジネスクラスに乗ってしまえば坐骨の痛みを一切感じることなく飛行機を楽しむことができます。・・・といっても、普通に考えてビジネスクラスなんて、ぱっと払える金額じゃありませんよね。例えば、料理もおいしく、治安もいいということで人気のシンガポールまでの航空券(成田発着;2017/11/17-11/20)をSkyScannerで検索してみると、

(ともにANAの最安値。2017/9/17現在。)

です。ビジネスだとエコノミーの4倍。もし夫婦二人で行こうとすると、航空券代だけで50万円というかなり大きなものになってしまいますね。うーん、現実的ではない。

 でも、まだあきらめてはいけません。航空券をゲットする方法は単純に買うだけではないんです。マイルを使うことで、ビジネスクラスは一気に身近になりますANAのHPによると、シンガポール(アジア2)へ必要なマイルは通常(R)シーズンで

となっています。これを見せられても、正直、どれくらい必要なのかわからない人が多いと思います。また、マイルの仕組みを知っている人でも、「クレジットカードで100円=1マイルくらいでしょ。年間100万円使っても10,000マイルにしかならないし、ビジネスクラス乗るのは5年以上かかるんじゃ」とか「出張で欧米に往復しても10,000マイルくらいだったから、60,000マイルって結構きついよ」と思っているのではないでしょうか。

 従来のマイルに対する発想はそれで間違っていません。でも、クレジットカードや飛行機に乗るといった方法とは異なる方法でマイルを貯めることもできるのです。しかも、その方法だと60,000マイルであれば半年もあれば十分で、人によっては3~4か月で貯まってしまうのです。

 その方法はポイントサイトを使うことです。この方法で、僕も150,000マイル以上を獲得してきました。そして、そのマイルを使って東南アジアまでのビジネスクラス(チケットしかも二人分)を発行し旅行してきました。エコノミークラスとは搭乗時から機内食まで、何もかもが違う極上の体験をすることができました。もちろん、坐骨の痛みなんか全く感じることはありませんでした。なんていったってビジネスクラスはこんなシートなので、好きに寝転んだりできます。

 ビジネスクラスシートイメージ

ビジネスクラスシート一覧|Service & Info[国際線]|ANAより

 正直、ネットで初めてポイントサイトからマイルを獲得する方法を見たとき、クレジットカード発券とかFXとかなんだか怪しい気もしましたが、仕組みさえ分かってしまえば、それほど怪しいことでもありません。しかも全然難しくなく、60,000マイル程度であれば、高ポイントのカードやFX案件を4件ほど行うことでクリアできてしまいます。具体的な方法は以前に僕が書いた記事を参考にしてみてください。

 飛行機に乗っているときの坐骨痛で苦しんでいる皆様の気持ちがわかるからこそ、ぜひビジネスクラスで苦痛のない、むしろもっと飛行機に乗っていると思える旅をしてほしいなと思います。

student-mile.hateblo.jp

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まとめ

  今回はマイルとは全く関係ないですが、飛行機で坐骨が痛くならないために私がやっていることを紹介しました。まとめると以下のようになります。

  • 積極的にトイレに行って立ち上がる
  • 折りたたみ式のクッションを使う(1,000円程度です)
  • 座席選びは慎重に(中央の通路側が私のおすすめ)
  • いっそのこと(マイルを使って)ビジネスクラスに乗ってしまう

 人それぞれいろいろと対策されていると思います。「こんなことやっているよ!」ということがあれば是非コメントをお願いします!

 

 

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