クレカ紛失、さてどうする？【体験談】
クレジットカードは普段使いにも便利で、パスケースに1、2枚入れて、いつでも使えるようにしている方もいるのではないでしょうか？しかし、もしクレジットカードをなくしてしまったら一大事！今回はクレジットカードを紛失してしまった時の対応を体験談も交えて記事にしていきます。
何故なくしたのか
陸マイラーになると何かとクレジットカードが増えて来るのではないでしょうか。学生であっても、クレジットカードが便利だということやポイントが貯まることがわかると徐々に使う頻度も増えてくると思います。
僕はEdyが使えるので便利ということで「楽天カード」とPASMO使用のために「ソラチカカード」をパスケースに入れていました。ある日、通学して確認するといつもポケットに入れているパスケースがなくなっていました。色々探しましたが、見つからず...。
通学でのバスには乗れたので、「おそらく通学途中のバスの中で落としただろうな」という事はわかるものの、初めての経験で、どうしたら良いのかわからず立ち往生していました。「バスの中ということは拾ってくれて連絡が来るかもしれない」と思い、昼ごろまでまとうかと思いましたが、家族に連絡した所、「すぐにカスタマーサービスに連絡した方がいい」ということだったので、(意を決して)カスタマーサービスに電話をしてみました。
カスタマーサービスに連絡する
結論から言うと、クレジットカードを紛失した時は、すぐにカスタマーサービスに連絡した方がいいです。しかも、紛失の連絡自体は手間も時間もかかりませんし、何より不正利用などの心配をしなくて良くなります。それでは連絡の手順について、僕が取った手順と簡単な感想をまとめていきます。
まず初めにカスタマーサービスの電話番号を調べます。「〜カード 紛失」のようなワードでGoogle検索すれば、対応法や電話番号を調べることができます。例えば「楽天カード 紛失」で調べた最初のページは下の画像のようになっています。
ここで表示される番号に電話をします。普段クレジットカード会社に電話をすると延々と番号選択があったり、取次までに時間がかかったりしますが、紛失の場合はとても早くオペレーターに繋がりました。おそらく、不正利用されると、保険の関係などでクレジットカード会社にも大きな損失が出ることが理由ではないでしょうか。
さて、オペレーターに繋がれば、クレジットカードを紛失した旨を伝え、本人確認からクレジットカードを特定してもらいます。その際に、電話番号や住所を聞かれます。もし、引っ越しや電話番号変更をしていて、変更を申請していない場合は以前の住所・電話番号を言う必要が有るので注意が必要です(変更のたびにきちんと申請することが大事ですね。)。
本人確認・カードの特定ができれば、クレジットカードの停止・再発行の手続きをしてもらいます。この手続きをしてもらうと、直後から紛失したクレジットカードは使えなくなるので、注意が必要です。また、保険適用に際して警察への連絡も必要となる旨を伝えられます。紛失届を出す警察は近くの警察で良いようですが、もし不正利用されていて保険を適応する場合はその紛失届が必要となります。
以上で手続きは終わりです。やることをまとめると、
- 「〜カード 紛失」で電話番号を検索し、カスタマーサービスへ連絡
- 本人確認後、カード停止・再発行を依頼
- 警察に紛失届を提出
ということになります。なお、クレジットカードによっては再発行に際して手数料が必要となります。僕の場合、楽天カードは無料で再発行できましたが、ソラチカカードの再発行手数料は1,080円でした。陸マイラーとしてソラチカカードが無いのは言語道断なので、(泣く泣く)1,080円を払いました(翌月のカード利用と同時に請求されます)。
その他にやること
実は僕の場合、この後バス会社から連絡があり、パスケースが見つかりました。その為、警察への連絡をすることなく済みました。ただ、紛失連絡以外にも行ったことがいくつかあるので、それについても簡単にまとめてみます。
・Edy/PASMO
楽天カードにはEdy、ソラチカカードにはPASMOがついていますが、カード停止・再発行をお願いしても、元のカードにチャージされていたお金は戻ってこないようです。もし、元のカードを発見した場合、Edyに関しては使い切る、PASMOに関しては駅に持っていけば新しいPASMOに移し替えてくれるようです。Edyは使い切りましたが、PASMOは残額がほとんどなかったので、結局何もしていません。
・ANAカード(航空券予約をしている場合)の処理
ソラチカカードのANA番号を使って航空券を予約している場合、ANAのカスタマーサービスに連絡をして、航空券を新しく発行されるソラチカカードまたは他のANAカードの番号に移し替える必要があります。お問い合わせ先一覧｜ANAの「ANA マイレージクラブ会員の方」の電話番号にかけると対応してくれます。
・携帯などの支払いに連絡
利便性やポイント獲得目的で光熱費や携帯代をクレジットカードで支払っている方も多いと思いますが、紛失時にはここが一番面倒なところかと思います。航空券予約と同様にそれぞれの会社のカスタマーサービスに連絡をして、カードの変更届を出すことになります。僕の場合、携帯代を楽天カードで払っていましたが、格安SIM(MVNO)であり、ネット上からカードの変更ができたので比較的すんなりと処理が行えました。
まとめ・教訓
クレジットカードは学生・社会人問わず便利ですが、紛失時に不正利用されてしまうと大変です。陸マイラーにはクレジットカード発行でポイントを大量に貯められている方もいるかと思いますが、普段持ち以外のものは財布・パスケースに入れないことが重要かと思いました。それ以外にも今回の教訓として、
- そもそも財布・パスケースをなくさない(ポケットなどに入れない、入れる場所を決めておく)
- それでももし、紛失した場合はすぐにカード会社に連絡をする(すぐに対応してもらえます。)
- 「紛失したカードがわからない」というようなことがないように、普段持ちのカードを把握し、スマホなどにメモしておく(カード会社の連絡先もメモしておくと尚よし)
普段はあまり経験することもないことだったので、今回記事にまとめてみました。この記事をぼんやりでも覚えておいて頂けると、カード紛失でピンチの時にお役に立てるかもしれません。
