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学生から社会人へとなった(自称消極派)陸マイラー。これまでに150,000マイル以上貯めて、ビジネスクラス(海外)も体験!

【実は90%以上!?】本当のハピタス=マイル交換率

 

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 先日、ハピタスでランクボーナスを貰ってからいろいろ考えてみると、実はハピタスのマイル交換率が90%以上であることに気づきました。ベテラン陸マイラーの方には当然のことかと思いますが、初心者学生陸マイラーには新鮮だったので、共有したいと思います。

基本:ハピタスからマイルまでの交換

 ハピタスポイント=ANAマイル間の交換率を知るためにはまず初めに交換の流れを知ることが必要です。もう、十分にわかっている人もいると思いますが、簡単に整理すると下の図のようになります。

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 この図を見てわかるように、ハピタス=マイル間に、PeXとメトロポイントを挟む必要があります。普通は「10メトロポイント=5マイル(50%)」のところをソラチカカードを利用することで、「10メトロポイント=9マイル(90%)」とできるので、「ハピタス=マイル交換率は90%」と広く宣伝されています

 しかし、実際にはPeX=メトロポイント間で500PeXポイント(=50円分)の手数料がかかってしまうので、実際には90%以下の交換率となってしまいます。例えばハピタスから1000ポイントを交換する際には

1000ハピタス pt > 10000 PeX pt > 950メトロ pt > 855 ANAマイル (85.5%)

となってしまいます!幸いにもPeX=メトロポイント間の手数料が定額なので、大量に交換した場合、交換率は90%に近づいていきます。
(例えば、5000ハピタス pt > 89.1%、10,000ハピタス pt > 89.55%)

 ただし、これはランク毎のボーナスマイルを考えなかった場合の話です。ボーナスマイルを考えた場合、最大約92%まで交換率を上げることが出来るのです。次からハピタスの各ランクごとのハピタス=マイル交換率を見ていきましょう。

ランクごとのポイント=マイル交換率

 ハピタスには利用履歴に応じてランクが決まる制度があります。これについては先日の記事を参考にしてみてください!

 

student-mile.hateblo.jp

 それではそれぞれの会員ランクで交換率がどのくらいになるのかを考えていきましょう。計算式は

マイル交換率= {(ハピタスpt × (1+ボーナス率) - 50) × 0.9} / ハピタスpt

です。-50はPeX=メトロの手数料、0.9はソラチカカード使用によるものです。式ではわかりにくいのでそれぞれでグラフを載せます*1

一般会員・ブロンズ会員

  • 条件:「利用1回以上」 or 「獲得ポイント1以上」 (6ヶ月累計、ブロンズ会員の場合)
  • ボーナス率:0%

 残念ながら一般会員とブロンズ会員の場合、ボーナス率が0%です。獲得ポイントが2,500以上の案件の場合、自動的にシルバー会員になるので、ここでは0~2,500ポイントについてグラフを書いてみます。

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 グラフからわかるように、500ポイント以下では交換率が80%以下となってしまいます。また、最大の2,500ポイントでも88%の交換率です。やはり交換率は90%を切ってしまいました。2,500ポイントの2%は50マイルなので、微々たるものなきもしますが、90%と言われているのに88%ではなんだか損をした気分になってしまいますね...。

 でも大丈夫!シルバー会員やゴールド会員では90%以上を達成できます!

シルバー会員

  • 条件:「利用5回以上」 or 「獲得ポイント2,500以上」 (6ヶ月累計)
  • ボーナス率:1%

 シルバー会員になるとボーナスとして1%のポイントが貰えます。10,000pt以上になると自動的にゴールド会員になるので、0~10,000ポイントのグラフを書いてみます。

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 始めの頃は90%以下ですが5,000ポイントで交換率90%を達成します!そのまま伸びていき、10,000ポイントでは約90.5%の交換率になります。つまり、シルバー会員の方は5,000ハピタスポイント以上を交換する場合に、実質の交換率が90%以上になるということです。

 5,000ポイントと聞くとなかなか多そうな気もしますが、これまでに紹介している「楽天カード」やFX案件など、かなりあっさりと5,000ポイントはクリア出来てしまいます。ゴールド会員にではこれがもっとお得になります。

ゴールド会員

  • 条件:「利用20回以下」 or 「獲得ポイント10,000以上」 (6ヶ月累計)
  • ボーナス率:2%

 ゴールド会員になればボーナス率2%ととなり、交換率90%超えは余裕になります。下のグラフがそれを示しています。 

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 なんと2,500ハピタスポイントで交換率90%を超えてしまいます!しかも、そのまま交換率は上昇し、最終的には92%にどんどん近づいていきます(理系的には「サチる」というやつですね)。

 条件に関してはなかなか厳しそうですが、「or」というところがミソです。学生でも十分こなせるカード発券案件やFX案件で10,000ポイントを超えるものはたくさんあります。例えば「SBI FX」は1通貨(100円程度です)の取引だけで12,000ポイントが貰えます。こういった高額案件をこなしていると簡単にゴールド会員になれます。しかも一回達成すれば6ヶ月はゴールド会員が維持されます。
(ゴールド会員と言われれば悪い気は全くしませんね(笑))

 つまり、ハピタスではPeXを経由するせいで、交換率が90%よりも下がりそうに見えますが、高額ポイント案件をこなしているだけで、90%以上のマイル交換率を達成することが出来るのです

 最後に例として、私の昨月(6月)分を一気に交換した場合を考えてみます*2。ポイントは47,000確定したのでボーナスポイントは940ポイントです。合わせた47,940ポイントをマイルに交換すると43,100マイルとなり、交換率は91.7%まで上昇しました!

 

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まとめ

 今回の記事をまとめると、

  • ハピタスでは会員ランクによってポイントが全く異なる。
  • 一般会員では最大でも交換率88%。(1000ptしか交換しないと85.5%)
  • ゴールド会員の場合、交換率は最大約92% (私の昨月の例では91.7%)

となります。今回ご紹介したハピタスのランク制度は常時実施されているものでした。しかし、ほかのサイトでも期間限定のポイントアップをしている場合があります。近いうちに、そういったサイトで還元率がどうなるのかを考えてみたいと思います。

 ハピタスに興味を持たれた方は学生・社会人か関わらず、以下の記事も参考にしてみてください!

 

student-mile.hateblo.jp

 

 

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*1:今回は一度でハピタスからマイルまで変える場合を考えましたが、一度PeXに保留して、メトロポイントにすると手数料が一回で済むので、今回考えるよりも還元率を上げることはできます。

*2:実際にはハピタス→PeXは月に30,000 ptまでなので、2ヶ月以上かかります。